親水性、スペーサーの長さ、活性部位との結合様式等、リンカーの性質が全体の性能に大きな影響を及ぼすことがわかっています。適切なリンカーを選択することで活性や性能の最適化が可能になります。
新成化学では創業以来、親水性リンカーとしてポリエチレングリコール(PEG、PEO)誘導体の開発に力を入れています。両末端の各種官能基とリンカーの長さ(エチレングリコール繰り返し単位)を変えることにより様々な用途に対応可能です。
リンカーのそれぞれの特徴、留意点について下記ご紹介いたします。


ですが合成法はほぼ確立できています。需要が見込まれれば高分子合成を本気で取り組みたいと考えています。アルキル鎖の炭素-炭素結合による高分子化は困難ですがアルキルの間に酸素(O)を挟むことが許容されればかなりの高分子単一物質が期待できます。
