撥水性、撥油性、難燃性、耐薬品性など特長のある化学的性質を持つ有機ふっ素化合物(PFAS)は、工業製品から日用製品に至るまで幅広く使用されてきました。その一方で人や環境への影響が懸念され、世界的に排出削減や使用制限の動きが進んでいます。このような状況の中、日本国内においてもPFOS、PFHxS、PFOAについてはすでに規制対象となっており、2026年には水道法の改正で水質基準がより厳しくなります。
国内の各機関で分析が活発となる中、当社ではより定量分析用標準品に適した分岐異性体を含まないPFOS、PFHxSの合成法を確立し販売を開始しました。
また、直鎖のみのPFOS、PFHxS、PFOA、PFNAの4成分を混合した、標準溶液の販売も開始します。
精度向上・効率化に寄与できる製品となっておりますので是非お役立てください。