弊社PEG合成技術を適用し、Oxazole Yellow(YO)誘導体の疎水性アルキル鎖を PEGなどの親水性リンカーへ置換することで 水溶性の向上、非特異吸着の低減、ならびに核酸検出プローブとしての性能向上が期待できます。
Oxazole Yellowはシアニン系蛍光色素であり(励起波長:490nm、蛍光波長:510nm)、 DNAやRNAへ結合すると蛍光強度が大きく増加することから、 核酸検出や細胞生物学研究で広く利用されています。
代表的な誘導体としてYO-PRO-1(CAS:152068-09-2)やYOYO-1(二量体:143413-85-8))が知られ、 細胞死解析、DNA染色、フローサイトメトリー、 一分子解析など多くの研究分野で利用されています。
YOにスペーサー(アルキルリンカー)を挟んだ末端にカルボキシル基を導入し、アミド結合を介して基板や生体分子に固定化することで下記効果が確認されています。
| 項目 | 期待される改善 |
|---|---|
| 水溶性 | 両親媒性PEG導入による溶解性向上 |
| 凝集 | 疎水結合による自己凝集の抑制 |
| 非特異吸着抑制 | バックグラウンド低減 |
| 生体適合性 | タンパク質との非特異相互作用低減 |
| 官能基導入 | 各種バイオコンジュゲーションへの展開 |
| 用途 | 期待される効果 |
|---|---|
| DNAプローブ | 高S/N検出 |
| RNAイメージング | 低バックグラウンド化 |
| マイクロアレイ | 非特異吸着低減 |
| バイオセンサー | 高感度検出 |
| LNP・DDS評価 | 核酸挙動の可視化 |
| ADC・バイオコンジュゲート | 高水溶性蛍光ラベル |
PEG鎖長や末端官能基を最適化することで、
核酸検出プローブのみならず、
バイオセンサー、
ドラッグデリバリー、
核酸医薬、
診断薬など幅広いライフサイエンス分野への応用が期待されます。
弊社では任意のPEG鎖長、末端官能基の変更(カルボン酸、アミノ基、Click等)に対応可能です。
類似構造のThiazole Orange(CAS107091-89-4)、Thiazole Red(CAS130-22-3)、Thiazole Yellow G(CAS8005-52-5/1323-38-2)などにも対応致します。
PEGリンカーをつけたい蛍光色素をご提示頂ければ可否を調査の上、回答いたします。

