新成化学で対応可能なスケールについて

  • 弊社の反応容器は最大5Lです。これで対応可能な範囲になります。
  • 実際にこれを使用することは数年に1回程度に過ぎずほとんどは500ml以下の反応容器で事足ります。
  • スケールアップに従い単価低減を期待されるお客様がほとんどと思われますが収率改善のための検討に多大な労力を要することが多いですし、弊社設備制約のため1回の仕込み・処理量に限界があり弊社では単価が下がらずスケールメリットはありません。予めご了承ください。
  • グラム以上の大スケールは以下の条件を満たす場合のみ対応させていただきます。
    ①弊社で合成経験のない化合物は初回数㎎~100㎎以下(合成難易度、原料費次第では1~10㎎以下)のみの対応とさせてください。
    ②初回予備検討の感触からスケールアップ見積対応いたします。予備検討の結果次第ではスケールアップに対応困難な場合があります。
    ③場合によっては100g超スケールアップにも対応可能ですが弊社設備上の制約からスケールアップに伴うコストダウンは期待薄ですのでご了解ください。
合成スケールで価格が大きく変わります。
  • 初回合成は最少量(10mg~100mg程度。多段階合成、高価原料を用いる場合は1㎎以下)のご依頼を強くお勧め致します。
  • 予備検討を経ずにいきなり大スケール見積でも対応致しますが、
    第一ステップとして0.1~10mg程度(合成法、原料価格により判断)の最少スケールでの予備検討→第二ステップでスケールアップの2段階ご依頼を強く強くお勧めします。
理由は7つあります。
  1. 高い確率で総額が割安になるからです。
    ・予備検討の結果を踏まえたスケールアップ見積となりますが予備検討で感触を掴んだ上での見積のため難航リスクが大幅に軽減された金額納期設定が可能です。
    ・予備検討なしの大スケール見積と比較して総額が割高になることはほとんどありません。※※
  2. 小スケール→スケールアップの2ステップでご依頼いただいても全体の納期はほとんど変わりません。※※
  3. 高額な原料を用いる反応では見積額に占める原料費が高くなります。
    初回合成時、収率が不明ですので低収率を想定して原料を多めに見積もらざるを得ません。小スケールで一度反応を実施すれば収率がわかりますのでスケールアップ時の原料の購入量が最少量で済みます。
  4. 清算時のリスクが大幅に軽減します。
    ・リスク回避のため初回合成の見積ではスケールに関わらず必ず”目標量上限の得量提出”とさせていただいております。目的物が微量でも得られた場合:極端な話、"100g"契約で提出量が1㎎としても全額ご請求となります。
    ・初回最少量→スケールアップの2段階見積ではスケールアップはリピート合成扱いになります。リピートご依頼では提出量が目標量に満たない場合は見積金額の割掛計算によるご請求です。お客様のリスクを大幅軽減できます。
    ・原料をお客様から御支給頂いた案件で合成に失敗、ギブアップとなった場合でも御支給原料は返却いたしません。高額な原料費が無駄になるリスクが少しでも低減できます。
  5. ご発注実績(回数、受注率)に応じてお得意様割引を設定しています。一度でもご発注実績のあるお客様につきましては(スケールアップ御依頼時は)5%以上の割引価格となります。初めてのお客様につきましては弊社サービスの質を確認する意味でもまず、比較的低価格で小スケールでの御依頼をお勧めいたします。
  6. 予備検討のお問い合わせ時に”スケールアップ前提”とご指定いただければスケールアップ合成の見積価格が20%割引となります。
  7. 予備検討の無償サービスには対応していません。
    ・予備検討を無償で対応した時期が過去にありましたが、受注にならなければ予備検討の人件費、原材料費がそのままマイナスというリスクを負わねばなりません。
    リスクの割に思うように受注に結び付かなかった経験から予備検討の無償サービスは現在、対応しておりません。

予備検討が想定通りの結果であった前提で小スケール→スケールアップの総額概算をご提示可能ですのでお申し付けください。

※※予備検討の結果、想定外の副反応、低収率等によりスケールアップ見積が当初の概算よりも割高/長期納期になる場合もございますが、それでも初回からいきなり大スケールの一発見積よりも高額になることは滅多にありません。

多段階ステップ合成化合物で費用を抑えるためのご提案

工程数の多い合成は、途中いずれかで低収率の工程があれば最終物の得量が激減という大きなリスクがかかります。見積書に特に記載のない限り最終物提出の成功報酬で見積していますのでそのリスク分を上乗せにした金額、納期設定となっています。
幾つかのステップに区切って清算させていただければリスクが大幅に軽減でき、総額を下げることが可能となりますので中間体での清算をご検討ください。

小スケール合成を新成化学→スケールアップ合成を他社にトランスファー

下記ご了解いただけましたら小スケール合成で合成法を確立し合成法ご報告、トランスファーで大量スケール合成にもお役に立てるかもしれません。

  • 大スケール合成のノウハウがなく小スケール処方の大スケールへの適用可否判断が弊社では出来ません。スケールアップ合成に適用可能な条件や制限事項の事前ご提示をお願いします。
    例:ハロゲン系溶媒使用不可、圧力容器を使用しない方法に限定、カラム精製を避ける処方希望等、・・・
  • 大スケール対応可能な施設のご紹介は困難です(これも過去の苦い経験から)。
    こちらの注意事項もご参照願います。

特注合成についてその他ご案内はこちら