合成法ノウハウ開示+合成法報告書作成のための費用を含めた見積書をご提示いたします。
ご発注後の合成法開示、報告書提出等のお申し出は下記例外を除き、全てお断りいたします。合成法開示等を必要とされる場合、開示前提でのリピート合成依頼をお願いします。
合成法に関する情報開示を必要とされる場合はお問い合わせ時にお申し付けください。合成法開示の前提でお見積いたします。
(1)試験成績書に加え、合成報告書を提出いたします。報告書には合成法に関する情報を盛り込みます。
(2)試験成績書や報告書に記載する内容は、見積書及び契約書に特に記載がない限り一般的な合成Letter論文の実験項レベルです。追加で記載が必須の情報がありましたら見積価格に影響致しますので必ずお見積前に具体的にご提示願います。
(3)報告する合成法のレベルにより追加費用が変わってきます。下に行くほど高額になります。
①論文等を参考にするまでもなく常識的な方法に従えば簡単にトレースできるレベル(書類作成費用のみ)
②お客様からご提示頂いた情報だけでトレースできる技術
③WEB検索で簡単に見つけられるノウハウ
④そのものの合成文献記載の情報のみでトレース可能な技術
⑤類似化合物の合成文献記載情報のみでトレース可能な技術
⑥文献には記載されないノウハウを含む
⑦汎用性の低い(この化合物限定)弊社の独自技術
⑧汎用性が高いまたは他用途に活用可能な弊社の独自技術:報告書作成前提の契約でも原則、開示をお断りします。
開示契約の場合は弊社独自技術を敢えて用いず、低収率ながら類似の結果が得られる別法で代替する場合があります。
⑨実験ノート、生データの提出(特に独自技術を含む実験)
(4)報告書ご提示後の下記のようなご質問、お問い合わせには別途費用で対応致します。開示をお断りすることもあります。
①有機合成の専門家であれば常識とされる細かい情報(抽出で用いる溶媒量や抽出回数、
ガラス器具の形状、攪拌速度、一般試薬や溶媒のメーカー、ロット番号等)
②WEBで調べれば容易に分かるレベルの一般常識
③実験で用いた実験機器や器具に関する細かい情報
④報告書に記載されていない情報に関するご質問
⑤トレース実験がうまく行かないというクレーム(?):技術指導は別途費用でご相談
論文または特許の提出化合物の合成法実験項以外の原稿が出来上がった時点で、原則無償で合成法を開示いたします。
論文投稿先または雑誌名をお知らせいただくとともに、論文コピーのご提供をお願いいたします。
原稿作成前に合成法開示を必要とされる場合は、合成法開示、及び報告書提出は有償対応となります。
合成法開示には合成スキームとごく簡単な合成法記述のみが含まれます。収率、生データ開示等実験処方の細かい開示や実験ノートコピー提出、追加分析、追加実験実施、技術指導・トランスファー、貴社による実験再現保証等は含まれませんのでご発注前に個別ご相談させてください。
英文での実験項記載依頼、論文のために必要とされる追加実験、分析等は別途費用で対応させていただきます。
弊社の独自技術に関する内容は開示に応じられない場合があります。ご依頼前にご相談させてください。
初回は最少スケール(㎎以下~100㎎程度)でお請けして合成法を弊社で確立した上でスケールアップの見積をご提示という
手順を弊社は強くお勧めしています。
スケールアップまで弊社で請け負う前提で予備検討させて頂き、予備検討の結果弊社設備ではスケールアップに対応困難、他社にお願いせざるを得ないと弊社が判断した場合に限り例外措置として合成法を無償で開示致します。
スケールアップ合成見積の金額や納期の問題で他社に依頼するというご判断をされる場合は例外適用せず合成法の開示はご容赦ください(開示しません)。
スケールアップを含めてのご予算総額や判断基準等が明確な場合は事前にご提示頂ければこの種のトラブルが回避可能ですのでご検討ください。
無償開示の場合でも契約に記載のない中間体の提出、追加実験や追加データが必要になる場合、詳細な報告書作成をご希望される場合、技術トランスファー等、別途費用をお願いします。