2025/09/13

納品化合物取り扱い注意事項、納品後の手続き等について

• 合成が完了しましたら完了の旨、発送予定日につきメールでお知らせいたします。
• 納品ロットの試験成績書を添付いたしますので、データをご確認いただいた後に発送のご指示をお願いいたします。
  試験成績書データについて不明な点がございましたら何でもお気軽にお問い合わせください。
• 発送準備が整いましたら改めてメールいたしますので折り返しご都合の良い日時と送付先をお知らせください。
• ご返信を頂いた上で発送致します。ご返信がない場合はご連絡待ちにいたしますので、必ずご返信をお願いいたします。
• 納品物を受領されましたら速やかに冷蔵庫、冷凍庫等の冷暗所に保管願います。
• 納品物の色、形状が確認しやすいように弊社では通常、褐色ではなく透明容器を使用いたします（都合により褐色ビンを採用する場合もあります）。 光に不安定を前提に取り扱い頂き必要に応じアルミ箔などの遮光素材をご使用願います。御支給頂ければご指定の容器に対応致します。容器の材質や形状次第で追加料金をお願いする場合があります。
• 納品物の性状について：性状が粉末の化合物で概ね50㎎を超えてくると濃縮乾燥品の一部をかき取って納品容器に移し替えが可能になる場合があります。
  逆に10㎎程度までの少量では多くの場合、得られた目的物を全溶解してスクリュービンに移し、真空ポンプで減圧乾燥して提出となります。大抵はボトルにこびりついて目的物の存在を目視では確認できない状態での納品になります。
  粉末での提出をご希望される場合、必ずご発注前にお申し付けください。構造式から判断して粉末提出の可能性がありそうでしたら溶解→貧溶媒による沈殿、あるいは再溶解→凍結乾燥などの措置を講じてみますが追加費用がかかる上に期待通りにならないことがありますので予めご了承ください。
  化合物の構造次第で粉末、液体、シロップ、あるいはその中間等、色々あり得ます。同じ化合物でもロットごとに性状が全く変わることがあります。
  発送時と納品物の到着後で性状が変化する事も十分あり得ますので、ご指定性状での納品確約は出来かねますのでご理解の程、お願いいたします。
  追加費用となりますがご指定の溶媒、濃度に溶解してご指定容器に移し替え、溶液状態での納品にも対応致しますのでお申し付けください。
• 特注合成化合物はその物性、安定性が不明ですので、保存中の分解可能性は否定できません。
• 品質保証期限は弊社での品質チェック、分析までとさせていただきます。
  　特にここ数年、構造式だけでは予測困難な保存安定性に問題のある化合物を取り扱うことが多いため長期品質保証は難しいことをご理解頂きますよう、お願いいたします。
• 保証期限後の分解が認められる場合再精製、再合成等、別途費用でご相談させてください。
• 目的物の安定性やロット間の品質差、作業上の都合等の理由により弊社の判断で同一化合物を複数ロットに分けて納品する場合があります。
  　契約スペックの範囲内でロット間による品質の差が生じる場合があります。
  　複数ロットに分けた納品では不都合で1ロットでの提出を必要とされる場合はご発注までにお申しつけ下さい。
  　ご発注後の１ロットまとめ作業は追加費用で対応させていただきます。安定性に不安のある化合物の場合、1ロットまとめ処理に起因して分解が起こる可能性がありますが保証外でお願いいたします。
• 弊社の判断で最終納品時に請求書を同梱する場合があります。請求前に検収作業が必須の方はご発注前にお知らせください。その場合は検収完了のご連絡をいただいた後に請求書を発行いたします。
• 請求書が同梱されていない場合は検収のご連絡を2週間以内に必ずお願いいたします。2週間以内に検収または検収不可のご連絡をいただけない場合は検収頂いたと判断し、自動的に請求書送付とさせていただきます。検収に2週間以上かかる場合は必ず納品前にご相談ください。
• 契約書、見積書備考欄に特に記述がない限り期待する活性が得られないという理由での検収拒否はご容赦ください。
• 納品書、請求書別途郵送は有償で対応いたしますのでお問合せ時に必ずお申し付けください。
• メールや郵送のトラブル等によりお客様に請求書等が届かない場合がございます。納品から1か月を経過後も請求書がお手元に届かない場合はお手数ですが弊社まで督促いただきますよう、お願いいたします。
• 納品物の純度についてご不明な点が生じ、お問い合わせいただいた場合はすぐに対応いたします。
• クロマトグラムで純度不十分であることが確認された場合、再精製または代替品の合成に取り組みますので個別ご相談させてください。
• 検討の結果保存中の分解、ご使用時の操作等が原因の純度低下と証明された場合は弊社での確認実験に要した費用全額または一部別途ご請求する場合がございます。
• 弊社からご報告の試験成績書との比較でお客様分析装置結果と純度が大きく異なる場合、こちらをご参照願います。
• 弊社の純度確認方法はこちら。
• 試験成績書と分析条件、特に溶媒が異なる場合、分析中の分解が疑われます。極力同一条件での分析をお願いいたします。

特注合成についてその他ご案内はこちら