2025/12/13
仲介代理店様、商社様にお願い
この度は特注合成の委託先候補に新成化学を挙げていただき有難うございます。
過去にお取引実績のない代理店様・商社様経由お問い合わせ受注率が極端に低く(2015年以降、5%未満)、対応に苦慮しております。
受注率向上のため下記ご理解賜りたく、よろしくお願いいたします。
技術的な内容はユーザー様との直接やり取りを希望します。
理由は、受注率が格段に向上するからです。
特注合成は一般試薬購入と違い、注文→発送→請求書、という単純なものではなくご発注前の技術的なすり合わせや進捗報告、ご相談が必要になります。
見積書、請求書の事務手続きは貴社経由で対応させていただきますが、技術的な内容につきましてはユーザー様と弊社で直接メールやり取りできるようにお取り計らい頂くことを取引条件とさせてください。
ユーザー様のメールアドレスを弊社にお知らせいただくと共に新成化学からメール連絡がある旨、ユーザー様に事前お伝えいただきますよう、お願いいたします。
ユーザー様と直接やり取りできた場合の受注率は平均30%超ですし、技術的な内容を全て詰めた上で貴社にバトンタッチ、簡単な事務手続きとなりますので貴社にとっても手間がかからずお得ではないでしょうか。
代理店飛ばしのような掟破りは決してせず、仁義を通しますので弊社を信用頂きますよう、お願いいたします。
同一ユーザー様からのリピートお問い合わせの際は、仮にユーザー様から弊社に直接ご連絡頂いたとしても必ず貴社にお声がけさせていただきます。
ユーザー様から弊社にコンタクトいただける場合、下記専用フォーム
https://schem.jp/inquiry_j.php
をご案内頂ければ幸いです。
弊社までメールまたはお電話による連絡ご希望の場合、下記をお伝えくださいませ。
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弊社ではスパム対策で上記メールアドレスを頻繁に変えています。ユーザー様にお送りする直前にこのページでメールアドレスの確認をよろしくお願いします。
ユーザー様と技術的なところを詳細打ち合わせさせていただき内容が固まり次第、まずは概算を貴社にお知らせいたします。
概算を貴社からユーザー様にご連絡、ご検討頂き、発注確約を頂けましたら正式な見積書を作成し、貴社宛てに提出いたします。貴社宛ての見積金額はユーザー様には非開示で対応いたします。
弊社にお越しいただけるようでしたら是非ご検討ください。
必須ではございませんが受注率が各段に向上します。
弊社に打ち合わせお越しいただける場合はいつでも大歓迎です。
具体的合成案件のお打ち合わせで弊社までわざわざお客様にお越しいただいた場合の受注率は50%を軽く超えます。
逆に弊社からお客様へのご訪問は特殊な事情を除きご容赦いただいております。理由は半日、長距離の場合丸一日と交通費を費やしてご訪問、ご説明しても受注に至った事例が過去30年超でわずか数回。まさに骨折り損だからです。
この極端な受注率の違いはお客様の本気度が反映、と推測しております。
直接打ち合わせと比較すると効果は下がる印象ですが、リモート打ち合わせ
にも対応致します。
弊社にお越しいただければ
合成担当と直接打ち合わせができます。必要に応じ過去の生データを含め、手元の資料をご提示できます。
弊社実験室をご覧いただけます。ご依頼を遂行するに十分な施設であることを確認可能です。
お話の流れから弊社担当者からのご提案をさせていただき、ユーザー様が当初想定されていなかった方向に話が進むことが良くあります。
新成化学の受託合成・特注合成や溶液調製サービスを積極的にPRして頂ける商社、代理店様を大切にいたします。
弊社の業務を積極的にPRして頂ける新たなパートナー商社様、代理店様を募集致します。こちらから
是非ご連絡ください。
弊社とユーザー様との直接取引ではなく商社・代理店様経由のご依頼には二通りのパターンがあります。
①事務手続き代行目的:新成化学の取引先登録が面倒なお客様の回避策です。価格提示は下記方式1のみです。
②新成化学の営業代行:新成化学の業務を理解し、積極的にPR活動していただける大切なパートナーです。具体的なPR先と価格提示方式を弊社と相談の上で決定いたします。
新成化学提示価格:A ユーザー様への提示価格:B 商社・代理店様の取り分:Cとします。
方式1:B=A+C:弊社から代理店様への提示価格にマージンを上乗せした価格をユーザー様にご提示頂きます。
受注実績に従い、価格Aからの割引額が設定されます。Cの具体的は額は弊社にもユーザー様にも非開示が一般的です。
方式2:B=A:弊社価格の一定割合が代理店様取り分となります。CのAに対する割合は個別相談させて頂き、予め設定いたします。新成化学と専属契約か否かでCの割合が変わってきます。
2025/12/13
相見積について
”相見積”にはいくつかパターンが考えられます。
価格を比較してとにかく安いところから買いたい。
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過去の実績から受注率が限りなくゼロに近いです。弊社は徒労に終わるに違いない相見積案件の辞退を希望いたします。
相見積の多くは受託合成・特注合成の相場を知らずに軽い気持ちで複数の取引先に見積依頼を出し、いずれも想像以上に高額なことに愕然として、または予算取りできず結局どこにも発注しなかった、というオチと想像しています。
もう一つの典型パターンは出来レース。単に当て馬に使われるだけ。弊社でも過去に幾度か受注できた側の出来レースを経験しています。お客様のご要望ですので仕方がありませんが、断られた他社の気持ちを考えると少なくとも心地よいものではありません。
海外メーカーとの相見積もずっと以前から複数回経験していますが受注経験はなく、受注の可能性全くのゼロと考えております。
特注合成は一般試薬や市販品と異なり見積作業に多大な時間と労力を要します。
合成法が既知の化合物でも数時間から数日。合成法のない新規化合物になると調査、文献取り寄せ、合成法設定、見積書作成までに1か月以上かかることもざらにあります。気になる工程があり予備検討やモデル実験を踏まえて見積するケースもあります。これが受注にならなければ全て徒労に終わります。
ユーザー様または代理店様が複数社の受託合成会社に打診されている場合、弊社はとりあえず辞退いたします。全ての他社に断られた後に再度弊社までお問い合わせいただきますよう、お願いいたします。
弊社では他社のギブアップ合成の成功例が多数ありますので必ずお役に立てると考えますがその際、ご希望価格またはご予算上限をご提示願います。
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価格のみで決める相見積方式は、技術的な理由を差し引いても受託合成ビジネスに関しては最適な方法ではないという考え方です。
相見積を辞退したい技術的理由(蛇足です。)
特注合成では受注になってから原料を手配しますが、難易度の高い合成に限って原料価格が大きく変わっていたり製造中止になっていることがしばしばあります。原料入手不可で合成ルート、価格の大幅変更を余儀なくされることがあります。
この場合、振り出しに戻るのでしょうか?大抵は委託先を変更せずに価格が変わるか(相見積の意味が無くなります)、委託先がそのリスクを背負う(弊社でも頻繁にありますが、大幅変更の場合は無理せず再見積をお願いしています)、のどちらかでしょう。
振り出しに戻ったケースは弊社で過去に複数回経験しています。他社に委託したが結局出来なくてギブアップされた、というのが理由です(弊社ではそれらすべて合成に成功しています)。これで数か月から1年以上のタイムロスが生じることになります。
1年遅れでリスタートできればまだマシな方で、多くはそのプロジェクト自体が中止または方針の大幅変更・その化合物の合成は諦め、になってしまっていると想像します。非常に勿体ないですよね。
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合成経験のある他社、あるいは海外メーカーの商品価格が高いので、ということで弊社にお問い合わせ頂くのは有難いことではあるのですが、より低価格を弊社がお出しできる道理がありません。
初めての合成では多くの時間とノウハウをつぎ込みます。1回合成できてしまえば2度目以降は合成出来ないリスクが激減しますので当然、価格に反映されます。
合成法確立済みと、その検討費用込みの価格を比較検討すること自体、無駄では?というのが私共の見解です。
価格ではなく、一日も早く手に入るところに依頼したい。
対応いたしますが、低受注率はあまり変わらないのが現実です。
臨機応変を標榜している弊社ですので、お急ぎのケースには最短納期でお役に立てる自信はあります。
しかし残念ながら”納期最優先”と言いつつ結局、金額で決められるケースがほとんどでした。
受託合成では”納期”もいい加減なもので、お客様から納期優先と言われれば非現実的な納期で見積を出したり、すぐできます、と何とでも言えますし原料が入荷しないとか、予想外のトラブルが起こったとか、遅れた際の言い訳はいくらでもできます。
価格と同様、納期を発注先の判断基準にすることも合理性に欠けると私たちは考えます。
弊社では納期遅れでお客様にご迷惑をお掛けすることを何としても避けたい思いから、出来もしない納期で見積ご提示することはありませんし、むしろ万一のトラブルも吸収できるよう、余裕のある納期をご提示した上で納期よりも大幅に早い納品に全力で取り組み、結果を出しています。遅れる要因が予想できる場合は見積提示の段階で出来るだけ具体的且つ詳細にお知らせするようにしています。
どこでもよいのでこんな化合物を合成できるところを探している。
対応させていただきます。小スケールの有機合成であれば弊社は必ずお役に立てると考えております。
下記順番で対応させてください。
①目的物の構造、必要量と共に相見積の旨、必ずお知らせください。
②合成可否のみお知らせいたします。この段階では概算もご提示しません。
③他社と交渉頂き、全て断られた後に弊社までご連絡ください。詳細お伺いいたします。
弊社のスタンスは、”他社で出来るものはそちらにどうぞ”です。ご理解ください。
④概算を弊社からご提示→見積書作成ご指示
⑤見積書ご提示(代理店様経由、ユーザー様直接等、ご指定方式に対応)
⑥発注ご連絡(ユーザー様から直接、代理店様経由どちらでも)
新成化学に委託することは決めているが直接取引ではなく手数料の安い代理店経由で購入したい。
その旨お申し付けいただけましたら対応させていただきます。
弊社と直接取引の見積金額に仲介手数料が上乗せになりますので予めご了承ください。
同じサービス内容にも関わらず各社仲介手数料の違いが極端に大きい(弊社価格の2%程度から100%超まで)ことを過去に複数回実体験しましたのでユーザー様にとっては致し方ない措置と思います。
お支払いは代理店経由でも技術的な相談はユーザー様から弊社に直接頂きますよう、お願いします。伝言ゲームでは時間と情報のロスが大きくなります。
新成化学に委託したいが委託先に発注元を知られたくないので代理店を間に入れたい。
価格比較相見積と誤解して即答、お断りしてしまいますので、最初のお問い合わせ時に事情を必ずお伝え頂きますよう、お願いいたします。
秘密保持契約で打開できるようであれば是非弊社との直接お取引をご検討ください。
個人的には新成化学へ指名発注したいが所属部署の制度上、相見積を義務付けられている。
事情を最初にお伝えいただけましたら積極対応させていただきます。
”特命理由書”のような文書提出でスムーズに事が運ぶようでしたら弊社でできる限り文言を考えご提案させていただきます。
あとは弊社へのご発注を祈るしかありません。
上記以外のケース
個別ご相談させてください。特殊事情につきましては必ず最初にお知らせ下さい。信頼関係を築くためには大変大切と考えます。
弊社の考え方は上記でご理解頂けたと期待致します。
特注合成についてその他ご案内はこちら
その他
- 特殊事情によりユーザー情報を製造元(弊社)に非開示をご希望の場合は、その旨お伝えください。
受注率は上がりませんが出来る限りの対応させていただきます。秘密保持契約で方針変更可能の場合はお気軽にお申し付けください。
- 見積書の有効期限1か月とさせていただいております。見積書をご確認ください。
有効期限内に注文可否(または検討に時間を要する旨)のご連絡を頂きますよう、お願いいたします。
弊社としましては連絡が迅速、確実な代理店様との永いお付き合いを希望いたします。
- 弊社提示価格の2倍以上の末端価格を提示した(ことが発覚)代理店が過去に一度ありました。仲介手数料は貴社のご判断ではございますが、高額手数料が原因で受注に至らない可能性がございますし、万一バレたときに
貴社の信頼が失墜することになります。下記にも記載させて頂いていますが、常識的な仲介料設定をお願いしたいところです。
- 弊社名を伏せて仲介される場合は該当しませんが合成委託先として弊社名をユーザー様に開示される場合は下記3点を取引条件とさせていただきます。
①見積ご提示前に弊社が合成製造元であることをユーザー様に通知頂くと共に弊社にもその旨お伝え頂きますよう、お願いいたします。ユーザー様との最初の打ち合わせ段階で同席させていただけるようでしたら是非お願いします。発注後、特にトラブルが生じた後に製造元責任として弊社名を初めて出されるのは対応をお断りいたします。
②仲介料(マージン率)をユーザー様または弊社どちらかに開示願います。常識を超えた高額な(200%)仲介料を上乗せした金額がユーザー様に提示されてしまった過去の苦い経験から、間接的に弊社の金額が高いという印象をユーザー様に持たれることを避けたいのが理由です。
③同じ理由により、弊社から貴社への提示価格をユーザー様から問われることがあれば正直に回答いたしますし、例えばクレーム対応時には弊社からわざわざユーザー様に直接お伝えする場面もあり得ますのでご了承ください。
- 貴社向け仕切り価格は特に設定していません。
弊社を公的研究機関、研究所、大学研究室等に積極的にPR頂き、受注に結び付いた実績のある代理店様には営業手数料に相当する割引パラメータを設定させていただいております。
ご協力頂くことが可能でしたらPR方法、配布資料等、是非ご相談させてください。
その他お問い合わせに関する注意事項
を掲載しております。長々とした文書で恐縮ですがトラブルやミスマッチを防ぐために必要です。是非一度、ざっと目を通して頂きますよう、お願いいたします。
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