アザクラウンエーテルの合成

クラウンエーテルの応用でアザクラウン(Aza-Crownether)が合成可能です。

  • 炭素を介する枝分かれ構造も合成可能です。合成実績はまだですが、お問い合わせ頂ければすぐに対応致します。
  • 需要が不明なので弊社ではまだ数化合物しか合成していませんが合成法を確立済みですし各長さの中間体の多くは在庫があります。1㎎程度でしたらお問い合わせから2週間以内にご希望のサイズのアザクラウンが合成可能です。

従来のクラウンエーテル(O型)とアザクラウンエーテル(O,N混合型)の特性比較

特徴 クラウンエーテル (O型) アザクラウンエーテル (N型)
配位原子 酸素 (O) 窒素 (N) および 酸素 (O)
親和性 アルカリ金属・アルカリ土類金属に強い親和性
12-crown-4 → Li⁺、18-crown-6 → K⁺など、サイズにより選別
遷移金属や重金属への親和性が向上
錯体の安定性 O はほぼプロトン化されない 遷移金属や重金属への親和性が向上
Nの遷移金属に対する配位結合が強固
水溶性 低~中程度(エーテル結合は疎水性) 比較的高い
修飾の容易さ 困難:炭素骨格への導入が必要
→弊社で枝分かれクラウン構造の合成実績
容易(窒素原子上の置換反応が可能)
 アミド結合またはアルキル化。
 弊社ではC(炭素)からの枝分かれにも対応可能。
pH感受性 低い(変化が少ない) 高い(プロトン化により NH₂⁺ が形成され陰イオン認識も可能)
主な用途 相関移動触媒、イオンセンサー、ロタキサン・カテナン等の構成部品 MRI造影剤、PET標識、pH応答型キャリアなど