リンカー、スペーサー、架橋剤について

二つ以上の化合物(例えば蛍光物質とタンパク)間に挟む、活性には直接影響しない架橋剤を
スペーサー、リンカーと呼んでいます。

親水性、スペーサーの長さ、活性部位との結合様式等、リンカーの性質が全体の性能に大きな影響を及ぼすことがわかっています。適切なリンカーを選択することで活性や性能の最適化が可能になります。
新成化学では創業以来、親水性リンカーとしてポリエチレングリコール(PEG、PEO)誘導体の開発に力を入れています。両末端の各種官能基とリンカーの長さ(エチレングリコール繰り返し単位)を変えることにより様々な用途に対応可能です。

リンカーのそれぞれの特徴、留意点について下記ご紹介いたします。

ポリエチレングリコール(PEG/PEO)
ポイント: