単一構造高分子ポリエチレングリコール(PEG)



Lot2はLot1に比べピーク形状がブロードで、MSスペクトルでも広い分子量範囲になっています。
単一品ではない(分子量分布のある)市販のPEG誘導体は、同じ平均分子量でもロット違いで品質に大きな差が生じる可能性があります。

現時点での当社最長実績はPEG繰り返し単位n=220(OH-PEG-OH換算 分子量9,698 PDI=1.000004)です。
合成法を確立していますので更に高分子量PEGも合成可能で現在、分子量2万超の高分子PEGを目指して開発中です。

(下図 片側Trt保護ポリエチレングリコール:繰り返し単位220  LC/MS分析データ))



  片側Trityl保護PEG(Trt-PEGn-OH)から誘導して両末端に種々官能基を付与することが可能で、500種以上のポリエチレングリコール誘導体合成実績があります。